初日の出を拝み、新基地建設反対への決意を新たにする市民ら=1日午前7時半ごろ、名護市辺野古
午前7時ごろ、参加者による「かぎやで風」の歌三線で始まり、「鳩間節」「谷茶前」の踊りも披露された。雲から陽光が降り注ぐ中、浜に近い海上ではカヌーに乗った市民らが「サンゴを守れ」と横断幕を掲げた。
オール沖縄会議の稲嶺進共同代表は「今年は巳年。政府が無駄な工事をやめて『脱皮』するように、みんなで希望を失わずに声を上げていこう」と呼びかけた。
京都府出身で沖縄大学3年の中塚静樹さん(21)は「沖縄には不条理な状況がある。県外の人や同世代にもっと発信して、大きなうねりをつくり出したい」と話した。(北部報道部・比嘉海人)初日の出を拝み、新基地建設反対への決意を新たにする市民ら=1日午前7時半ごろ、名護市辺野古">