役場職員を名乗って沖縄県豊見城市の80代女性からキャッシュカードをだまし取り、現金を引き出そうとしたとして、豊見城署は7日、西原町の建築作業員の容疑者(20)を詐欺と窃盗未遂の疑いで再逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。


(資料写真)パトカー

 容疑は昨年11月22日午後2時ごろ、氏名不詳者らと共謀の上、役場職員を名乗って被害者宅に「医療費の払い戻しがある」「古いキャッシュカードは使えないので回収に行く」などと電話。約5分後に被害者宅を訪ね、キャッシュカード1枚をだまし取った疑い。
 容疑者は同日午後6時55分ごろ、西原町内のコンビニのATMで現金を引き出そうとしたが、カードが利用停止になっていて引き出せずに立ち去ったという。被害者は容疑者にカードを渡した後、しばらく連絡がないことを不審に思い家族に相談し、銀行に利用停止を求めていた。
 署によると、防犯カメラ映像を精査するなどして容疑者を特定。容疑者は昨年12月にも詐欺未遂の疑いで逮捕されている。
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