同コンテストは機械設計工作や電気理論などの知識・技術を生かし、海洋工学を学ぶ全国の生徒が発表や競技で競う。チームで製作したマリンロボットの「機体プレゼンテーション」と、プールでの「実技コンテスト」で評価される。今回、全国から9校が出場した。
連覇を果たした沖水エンジンクラブのメンバーは総合学科2年の黒島英留(える)さん、御厨(みくりや)渚さん、海洋技術科2年の仲里義道さん。3人は日頃から海中でのごみ拾いや水質調査、船底の調査などを行うためのロボット開発を進めている。部長の黒島さんと仲里さんは前年大会のメンバーだ。
今回3人はプレゼンで3位、実技で1位となり、全国の頂点に。前年大会から大幅なルール変更があったが、本番前のシミュレーションなどが奏功した。
黒島さんは「これまで指導してくれた顧問の先生のおかげで多くを学び、大会に生かすことができた。来年はプレゼンも1位で完全優勝を成し遂げたい」と意気込んだ。
御厨さんは「ものづくりをあまりしてこなかったが、新しい体験ができている」と充実した表情。
