【うるま】うるま市立あげな中学校(新垣和哉校長)で1月21日、1年生を対象にしたキャリア教育講演会「夢までの道のりを描く」が開かれ、FECオフィス所属のお笑いコンビ「わさび」の具志堅将司さんが芸人になるまでの道のりを語った。
 小学生の頃は恥ずかしがり屋で、人前に出ることはなかったという具志堅さん。
中学の修学旅行の出し物大会で漫才が受けたことから「お笑い日記」を書き始めた。事務所に入り活動するものの、不安定な生活が続いて、やめようかと思ったこともあったが、続けるうちに出演の声がかかり、仕事が入ってくるようになったという。
 「好きなことを仕事にするのは大変なことだが、環境やタイミングを決断することも大事。続けることが大切です」と夢までの道のりを熱く語った。
 講演を聞いた名城光政さん(13)は「お笑いをやることは楽しいが、簡単なことではない。環境は自分でつくることが大事だということが分かりました」とお礼を述べた。質問した生徒は「コンビ名のわさびが、犬の名前と聞いてびっくりしました」と話していた。(与古田徳造通信員)
編集部おすすめ