【うるま】うるま市勝連平安名の榮門忠(すなお)さんが昨年12月30日に100歳を迎え、親族が自宅に集まって健康長寿を祝った。忠さんは「子や孫まで栄えてこんな喜びはない。
健康はみんなのおかげさま。お祝いありがとう」と感謝し、苦楽を振り返りながら喜びを親族と共有した。
 忠さんは1924(大正13)年生まれ。10代半ばで神奈川県の鶴見に出稼ぎに行き、19歳で徴兵、鹿児島県の部隊に配属された。終戦後、沖縄で故ヒデさんと結婚し、子5人、孫10人、ひ孫11人に恵まれた。
 規則正しい生活で食事は腹八分。きれい好きで服や身の回りのものはこだわって選ぶ。好奇心も旺盛で、99歳で携帯電話デビューも果たした。
 祝う会では、この日のために作成された忠さんから6代上までさかのぼる家系図が披露され、忠さんは代々つながる歴史に思いをはせた。門中で100歳を迎えるのは忠さんが初めてという。
 次男の忠男さん(75)は「おじいは120歳まで悠々と生きると思う。今後も頑張ると約束して」とお祝いの言葉を贈った。
うるま市の榮門さん、門中初の100歳迎える 親族がお祝い 9...の画像はこちら >>
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