那覇市松山の闇カジノ店でのトラブルがきっかけとなった傷害事件に絡み、県警特別捜査本部は26日、被害者の30代男性=県外在住=を脅迫したとして、大阪府の自称会社役員の容疑者(31)を脅迫の疑いで逮捕した。捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は昨年8月28日、何者かと共謀の上、事件を巡る脅迫文が入った封筒を、30代男性の大阪府の関係先に直接届けた疑い。前日に30代男性ら3人が暴行されけがをした傷害事件や、うち1人が監禁され、指定暴力団旭琉會の組員らが逮捕された事件について、訴えを取り下げさせる目的だったとみられる。
 昨年8月27日、30代男性を含む客4人が店側とトラブルとなり、一連の事件に発展した。県警は脅迫事件についても、暴力団との関連や共犯者を調べている。
闇カジノ店に絡む傷害事件の被害者を脅迫か 沖縄県警、大阪府の...の画像はこちら >>
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