ショーゲンさんは日本で会社勤めをしていた28歳の頃、雑貨店で目にしたペンキアート「ティンガティンガ」に衝撃を受けたことをきっかけに脱サラし、タンザニアへ渡航。6色のペンキで生き物を描くアートを学びながら現地の人々と触れ合い、「幸せ」とは何かを教えてもらったという。
「世界は広くて面白い。いろんな仕事、いろんな人がいる」と語り「絵にうまい、下手はない。全てが正解、全てが成功。自分を信じて」と呼びかけた。
ワークショップでは全学年の約500人が約180メートルの塀に好きな生き物の絵を描いた。
橋本彩杏さん(9)と宮里梓乃さん(9)は「話を聞いて自分の気持ちに従えばいいんだなって思った」「自分が良いと思ったことには自信を持ちたい」と声を弾ませた。(浦添西原担当・新垣玲央)
