2日午後8時15分ごろ、石垣島の北北西約220キロの海上で、台湾救難調整本部から「台湾漁船で火災が発生した」と、第11管区海上保安本部に救助協力の要請があった。

第11管区海上保安本部=那覇市港町の那覇港湾合同庁舎

 石垣海上保安部によると同日午後7時10分ごろ、漁船で火災が発生。
漁船には7人(台湾人1人、インドネシア人6人)が乗船していた。全員が海に飛び込み、インドネシア人5人は付近を航行していた台湾漁船に救助されたが、台湾人とインドネシア人の2人が行方不明になっているとの情報が台湾側から寄せられた。
写真を拡大 漁船の火災が発生した場所

 石垣海保によると海上保安庁が3日午前0時半ごろ、火災船の炎が見えなくなったことを確認したものの、同午後7時現在、行方不明者2人や船の発見には至っていない。石垣海保などが巡視船3隻と飛行機2機を出動させ、捜索を続けている。
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