3月末の年度末を前に、県内の企業や自治体、団体の人事異動に関するニュースが多くなってきました。友人や知人、取引先など、お世話になった人だからこそ、人事や異動の情報は逃さずチェックしたいものです。
沖縄タイムスのウェブでは紙面に掲載された膨大な人事情報が、人名や企業名から検索できます。こちらから、ぜひご活用ください。
また、2025年度の沖縄県教職員人事も15日、公開されました。こちらも合わせてご確認ください。
14年ぶりの流行にご注意
沖縄県感染症対策課が14日、流行性角結膜炎警報を発令しました。
2025年第10週(3月3日~9日)の定点1医療機関当たりの報告数が警報レベルの基準値8.0人を超え、9.22人となったためです。県の警報発令は2011年以来、実に14年ぶりとのことです。
なぜ14年ぶりの警報となるほど、流行しているのでしょうか。県の担当者は「一部、地域的な流行が見られる」と分析します。
今回、八重山保健所の管轄で1定点医療機関当たり58.0人の患者数が報告され、那覇市保健所内でも9.0人となっています。特に14歳以下の子どもたちの感染が多く、そこから30~40代の親世代、60代の祖父母世代へと家庭内で感染が広がっている様子がうかがえます。手洗いや、タオルを共有しないなどの予防策を徹底して、一日も早く感染拡大を食い止めたいところです。
こちらも、早く収まってほしいと切に願うニュースです。ゴーヤーやヘチマなどを食い荒らす害虫「セグロウリミバエ」の防除のため、農林水産省が4月14日から、沖縄本島内で栽培されたウリ科全般やトマト、ピーマンなどの本島外への移動を規制します。
農産物を本島外に出荷するには役所などに検査申請書を提出し、検査合格証明ラベルを貼り付ける必要があるそうです。
対策している農家が出荷できなくなるということはないため、国は「経済的な被害は大きくない」と見通しているようですが、農家の不安は小さくないはず。消費が落ち込んだり、風評被害が発生したりしないよう、しっかりと農家へのケアも講じてほしいと思います。
魅力的な出会いを探そう
2026年3月に大学や短大などを卒業する学生向けの就職活動が3月から本格化しています。沖縄は、全国に比べて就職後3年以内の離職率が高い状況が続いています。
就活生は、しっかりと企業・業界研究をする必要があります。採用する企業側も、学生の傾向をしっかりと把握して、必要な情報を提供する取り組みが求められています。就活生にとっても企業にとっても良い出会いとなるよう、最新の就活トレンドや企業分析に役立つ情報をまとめたウェブオリジナル記事をぜひ活用してください。
そして、沖縄の美術や伝統工芸品との魅力的な出会いはここで。県内最大の総合美術・工芸公募展「第76回沖展」が15日、浦添市のANAアリーナ浦添で開幕します。
15日は午後3時から、バスケットボールの琉球ゴールデンキングスが悲願の天皇杯戴冠を目指し、東京の国立代々木競技場第一体育館で、アルバルク東京と決勝を戦います。「団結の力」を胸に、ゴーゴーキングス!!みんなで初優勝を見届けましょう!
それでは、今週のデジ編チョイスはこの辺で。デジタル編集部の川野百合子が担当しました。




