瑞穂酒造(玉那覇美佐子社長)は17日、沖縄黒糖とかつお節を使ったラム酒「コクトウ・デ・レキオ・スモーキー・ウマミ・ラム」を発売する。本部漁業協同組合などから取り寄せた数種類のかつお節を厳選して「うま味」を抽出して濃縮。
フルーティーな黒糖ラムと組み合わせた。
 グループ会社のOneSpirit(仲里彬社長)が、バーテンダーとして世界で活躍するSGグループの後閑(ごかん)信吾代表と沖縄黒糖を使って酒類を共同開発する第4弾。
 後閑氏によると、うま味や塩味を感じる「セイボリーカクテル」が世界的に流行している。後閑氏は「今回はセイボリーにもってこいのスピリッツ。爆発的にはやると思う」と自信を見せた。
 かつお節の売り上げ減少が課題という本部漁業協同組合の仲宗根哲也参事は「かつお節の新しい可能性が示された」と期待した。
 アルコール度数43度、500ミリリットルで税込み4950円。OneSpiritや一部酒販店で発売する。(政経部・大城大輔)
「爆発的にはやる」沖縄黒糖ラム酒と意外な素材組み合わせ 世界...の画像はこちら >>
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