「平和教材に生かしてほしい」 子ども新聞ワラビーの「沖縄戦を学ぼう特別版」発行　沖縄県教育長に報告
ワラビー「沖縄戦を学ぼう特別版２０２５」の発行を半嶺満教育長（中央）へ報告する赤嶺由紀子編集局長（右から３人目）＝４日、県庁 画像（1枚）
　沖縄タイムス社の赤嶺由紀子編集局長は４日、県教育庁に半嶺満教育長を訪ね、子ども新聞ワラビーの「沖縄戦を学ぼう特別版２０２５」発行を報告した。
　特別版はタブロイド判１６ページ。
１４年から毎年発行を続けており、同社の販売店を通して、県内の小中高校や特別支援学校の児童・生徒へ配布している。
　戦後８０年の今年は、ひめゆり学徒隊の足取りや戦争体験者の証言のほか、満州事変からアジア・太平洋戦争へ続く「十五年戦争」を図表で紹介。沖縄戦と平和の継承をテーマに掲げている。
　赤嶺局長は「二度と戦争を起こさないという強い思いを込め編集した。平和教材に生かしてほしい」と希望した。半嶺教育長は、「戦争体験者が減少し、どう継承するかが課題。学校へしっかり周知し、活用していきたい」と感謝した。
「沖縄戦を学ぼう特別版」 ウェブで公開中
　「タイムスワラビー 沖縄戦を学ぼう特別版」（タブロイド判、全１６ページ）を５月２４日から８月３１日まで、沖縄タイムスのウェブサイトで無料公開します。下記のURLからアクセスできます。学校や家庭での平和学習にご活用ください。
https://www.okinawatimes.co.jp/list/info/viewer/
「平和教材に生かしてほしい」 子ども新聞ワラビーの「沖縄戦を...の画像はこちら >>
編集部おすすめ