沖縄県の玉城デニー知事は6日、第100回天皇杯全日本バスケットボール選手権で県勢初の優勝を果たした琉球ゴールデンキングスに「県スポーツ栄光賞」を授与した。キングスが第1号となる。

 同賞は国際的、全国的な競技大会で顕著な功績を収めた者を表彰し、栄誉をたたえると同時に「スポーツアイランド沖縄」の形成へ県民の機運づくりを図ることを目的に昨年、創設された。
 キングスはプロバスケットボールりそなB1リーグでも4年連続でチャンピオンシップ決勝に進出。惜しくも優勝は逃したが、最終第3戦の最後まで激闘を繰り広げ県民を沸かせた。
 玉城知事は「県民に希望と活力を与えた。感動をありがとう」と活躍をたたえた。
 キングスを運営する沖縄バスケットボールの白木享社長は「100年以上の沖縄県のバスケットボールの歴史があってこその栄光賞だと思う。これからも『沖縄を元気に』という活動理念を一層大切にし、頑張っていきたい」と感謝した。
 岸本隆一選手は「天皇杯優勝は、これまでたくさんの方が挑戦してきた結果。次世代に向けて自分たちにできることを積み上げていきたい」と語った。(運動部・大城大輔)
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天皇杯で沖縄県勢初Vのキングスに新設の県スポーツ栄誉賞を授与 玉城知事から受け取った白木社長「これからも沖縄を元気にしたい」
沖縄県スポーツ栄光賞の授与式で記念撮影するキングスの選手ら=6日、那覇市の沖縄県庁1階・県民ホール(宮城貴浩撮影)
天皇杯で沖縄県勢初Vのキングスに新設の県スポーツ栄誉賞を授与 玉城知事から受け取った白木社長「これからも沖縄を元気にしたい」
沖縄県スポーツ栄光賞の授与式で琉球ゴールデンキングスの選手を祝福するファンら=6日、那覇市の沖縄県庁1階・県民ホール(宮城貴浩撮影)
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