しまんと新聞ばっぐは、高知県四万十川の環境を守るため、レジ袋の代わりに新聞紙で商品を包もうと地域の道の駅から始まった取り組み。読み終えた古新聞を折り込み、接着剤には環境に配慮した自然由来のでんぷんのりを使用する。
講座では新聞紙1枚を使った高さ15センチの小バッグと、新聞紙5枚を使った高さ32センチの大バッグを作成。参加者は折り目がずれないよう慎重に折り込んだり、丁寧にのり付けをしたりと、思い思いのバッグを仕上げた。
30年以上の新聞配達経験がある目取真ヨシ子さん(94)は「新聞は生活の一部。読み終えた新聞をリサイクルできるのでとてもいい取り組み。作り方を覚えるまでは難しいが、自宅でも実践できるので孫とも作ってみたい」と話した。