沖縄県東村有銘で7日、大雨の影響で土砂崩れが発生し、県道14号が全線通行止めになっている。県は9日午後から土砂の撤去作業に着手したが復旧の見通しは立っていない。

 同村では7日、1時間に最大で37・5ミリの激しい雨が降り、午後5時10分ごろに土砂崩れが発生した。人的被害はない。
 道路に流れ込んだ土砂量が多く、作業が天候に左右されることから、復旧時期は見通せないという。
 一方、県道は東西を結ぶ主要な生活道路で、名護市まで迂回(うかい)路を使うと20分ほど余分に時間がかかる。當山全伸村長は「全線通行止めは生活に大きく影響し、救急搬送への懸念もある。早く復旧させてほしい」と訴えた。(北部報道部・大庭紗英)
東村有銘の県道14号、全線通行止め 雨で土砂崩れ、復旧のめど...の画像はこちら >>
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