鈴木亮平主演の人気ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の劇場版第2弾となる「TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」が1日から全国公開される。沖縄と鹿児島をまたぐ大海原と離島を舞台にした最新作に江口洋介が率いる「南海MER」の一員として出演する高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマがインタビューに応じた。
(フリーライター・たまきまさみ)

映画「劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』」について語る(右から)高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマ=6月27日、那覇市久茂地(宮城貴浩撮影)

 新しく誕生した救急医療チーム「南海MER」は、オペ室を搭載した特殊車両を乗せたフェリーで海を渡り、離島の医療に従事していた。そこに、火山の噴火が発生する。迫り来る溶岩と噴石により、全島民79人が命の危機に陥る。噴煙のため、ヘリでの脱出も不可能で、南海MERは全島民の命を救うことができるのか…。

高杉真宙

 撮影は昨年11月から約1カ月かけて、沖縄県内で行われた。麻酔科医の武美幸を演じる宮澤の撮影初日は火砕流が起きるシーンだったという。「飛んできた噴石で車が止まってしまうシーンでは、実際の炎もあったが、大部分は想像力を働かせながら危機感を持って全身で演じるので、体にストレスがかかり、1日目にして声がかれた」と振り返った。
 南海MERに入るために医療エンジニアや船舶の資格を取った若手看護師の常盤拓を演じる高杉は「『ヒーローになりたい』と南海MERに入った常磐の目的が『命を助ける、助けたい』と変化していくことを意識して演じた」といい、「TOKYO MERの意思を引き継いで活動していく、新しいMERの映画になったので、これまでの作品が好きな人も、初めて見る人も満足してもらえるものになった」と自信を見せる。

生見愛瑠

 常盤と同じ若手看護師で医療エンジニアや操舵(そうだ)士でもある知花青空(そら)役の生見は「最後のシーンから撮影することが多かったので、知花の成長する姿を考えながら演じるのがとても難しかった」と語る。
 作品の見どころについて「完璧に何でもできるTOKYO MERはもちろんすごくかっこいいが、南海MERが勇気を持つ瞬間や、強くなる瞬間が同じ人間としてよりかっこいいなと思える部分になっている。最後まで見ていただけるときっと別人のように見えると思うので何度も見ていただきたい」とアピールした。

宮澤エマ

 沖縄での撮影時には県内在住のエキストラが参加した。
宮澤は「撮影が始まって数日だったが、沖縄での宴会のシーンに沖縄の方に出演していただいていて、お芝居では絶対につくれないような温かさとウエルカムな雰囲気に、リアリティーがあった。そういう部分も含めてぜひ見ていただきたい」と手応えを語った。
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