沖縄アクターズスクールが主催するミュージカル「UPAPA」(牧野アンナ脚本・演出)が、30日と31日に那覇文化芸術劇場なはーと小劇場で計3回上演される。出演は同スクールの生徒によるチームB.B.WAVESで、友情、挑戦、夢をテーマに、歌とダンスで描く。

 13日には、出演する玉城光、崎山清翔、Soulらが県庁を訪れ、玉城デニー知事を表敬訪問し、公演への意気込みを語った。
 夢を追う少年役のSoulは「同世代で迷っている人たちに、自分なりの答えを見つけてほしいし、大人の方にも、生きるのが楽しかったことを思い出してもらえたら」と語った。
 玉城は「『諦めてしまえ』のような言葉をかける役ですが、私自身も諦めずに頑張っています」と、自身の体験を重ねた。
 Soulが演じる役の幼少期を演じる崎山は「僕が演じる昔の自分を見て、心を取り戻していくストーリーなので、元気いっぱい頑張りたい」と笑顔を見せた。
 玉城知事は「出演するメンバーや、それを支える家族の思いがしっかり伝わるといいですね」と激励した。
 30日が午後1時と午後5時、31日が午後3時に開演。入場料は前売り4千円。
 経済的な事情で観劇が難しい県内の子どもたちを、「UPAPA」の公演に無料招待する取り組みも進めている。詳細は沖縄アクターズスクールの公式サイトを参照。
(社会部・真栄里泰球)
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