【うるま】うるま市平良川のコインランドリー内にこのほど、古着の自動販売機2台が登場した。県内で古着の自販機を設置しているのはここだけとみられ、若者を中心に利用されている。
運営する「クマタグ」の赤嶺哲志さんは「古着のファッションをもっと身近に楽しんでもらいたい」と話す。
 スポーツブランドやアニメ、アイドル、プロスポーツチーム関連のTシャツを販売する。価格は千~2千円で、サイズはS~2XLから選べる。
 購入ボタンを押すと、真空パックされた商品が「ガチャガチャ」のようにランダムに出てくる。飽きさせない工夫として数カ月に1度、商品の入れ替えを行っており、多様なデザインを楽しめるのも魅力の一つ。
 今後もニーズに応じて品ぞろえを見直しながら、コインランドリー併設の形で設置台数を増やしていく方針だ。
 赤嶺さんは「最近は若者向けの古着販売が高価格帯になる傾向がある。クマタグは人件費のかからない自販機にすることで価格を抑え、気軽に楽しんでもらえるようにしている。古着の楽しさを感じてほしい」と話した。
(中部報道部・比嘉大熙)
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