沖縄美ら島財団と沖縄タイムス社は31日、那覇市の県立博物館・美術館で開催中の「手塚治虫ブラック・ジャック展」に関連したワークショップを同美術館講座室で開催した。大人から子どもまで27人が、体の組織や仕組みを分かりやすく描くメディカルイラストレーションを体験した。

 講師は、14年間メディカルイラストレーションに携わった同財団学芸員の渡久地雅代さん(47)が務めた。参加者らはメディカルイラストレーションのこつや体の組織を学んだ後、骨格模型や手を見ながら、しわや爪の長さなども含めて自分の指を丁寧に描写した。
 宜野湾小6年の山城亮介さん(12)は「骨の長さや指の関節の比率を表現するのが難しかったけど、上手に描けた」と笑顔を見せた。
 同展は15日まで。12日午後6時からはギャラリートークも開催される。詳細は https://okimu.jp/sp/event/1755141677/ から。(社会部・西口優子)
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