旧盆入りのウンケー(旧暦7月13日)を翌日に控えた3日、那覇市の第一牧志公設市場では、先祖を迎える準備のため、紅白かまぼこなどの食材を買い求める客でにぎわった。
 浦添市から夫婦で訪れた桃原郁子さん(67)はウンケージューシーや中身汁、三枚肉の煮付けなどを作る予定。
「市場は県産品が多く、新鮮で種類も豊富。沖縄料理が大好きな孫も喜ぶはず」と笑顔で話した。
 照屋法子さん(40)は「旧盆準備は大変だが、なかなか会えない親族に会える機会なので楽しみ」と話した。叔母からおいしいと評判を聞き「二中前ミート」で三枚肉と豚の肩ロースを購入した。
 かねこ蒲鉾(かまぼこ)店の上原史江さん(64)は「毎年ここで買うと決めているお客さんも多い」と忙しそう。照光精肉店の照屋なつさん(58)は「地元の人からは下処理を済ませた中身が人気。今日までがお客さんのピーク」と気合を入れた。(社会部・西平光葉)
「沖縄料理が大好きな孫も喜ぶはず」 牧志公設市場、旧盆準備の...の画像はこちら >>
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