学校人事課によると、男性は4~7月ごろ、生徒の写真に性的な文言を付け加えて匿名のX(旧ツイッター)から投稿を繰り返した。
男性は学校行事で生徒の写真を撮影する係だった。「信頼を失う行為をした。本当に申し訳ない」などと反省しているという。
SNSを見た卒業生の被害者家族から6月に相談があり発覚した。同課は在校生と卒業生15人程度の被害を確認している。被害者は警察にも相談している。
県教委は同日付で再発防止に向けた文書を県立学校と、市町村教委に出した。県立学校長研修会でも再発防止を呼びかける。半嶺満教育長は本年度に入りわいせつ事案による教職員の処分が相次いでいることを謝罪した上で「被害に遭われた生徒の心のケアを行うとともに、教職員の綱紀粛正の徹底と再発防止に努める」とコメントを発表した。