沖縄県物産公社(那覇市、比嘉徹社長)は12日、那覇市久茂地の「わしたショップ国際通り店」の店内に沖縄の食材や料理を身近に感じてもらおうと実演販売コーナー「Wキッチン」を設置した。ショップで取り扱う商品を使った料理を提供することで、売り場全体の売り上げアップを期待する。

 実演販売コーナーでは、飲食店を経営する企業などが期間限定で出店することができる。月間売り上げ目標は150万円。
 商品統括室の赤嶺貴子室長は「ただお土産を買って帰るだけでなく、その場で食べてもらうことでその魅力を知ってもらう場にしたい」と意義を語る。
 第1弾は、飲食店を手がけるみなみセントラルキッチンが「天ぷら家みなみ」を出店。県物産公社が製造、販売するわしたポークを使った「ポークカツ玉子サンド」(一口サイズ4個入り、720円)、県産ブランドのキビまる豚を使った「ミルフィーユカツサンド」(1150円)などを販売する。天ぷら家みなみの出店は11月26日まで。
 今後は、沖縄ハム総合食品のシークヮーサー全快酢を使った炭酸割りなども提供する予定。又吉康生店長は「天ぷら家みなみでは、おばぁ直伝の味付けにしているので、観光客はもちろん、県民にも食べてもらいたい」とPRした。(政経部・山田優介)
ポークカツ玉子サンドや天ぷらも! わしたショップ国際通り店で...の画像はこちら >>
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