9月15日の敬老の日を前に、沖縄県は12日、県内100歳以上の高齢者は1137人(男性102人、女性1035人)になったと発表した。昨年と比べ47人減った。
最高齢は昨年に引き続き、県内唯一の明治生まれの喜友名靜子さん(113)=北谷町=で、上位20人は全員が女性だった。
 市町村別では那覇市が230人で最も多く、次いでうるま市97人、沖縄市75人、名護市71人と続いた。人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数は77・56人で、全国順位は昨年の32位から37位に下がった。
 本年度中に100歳を迎える新長寿者の総数は505人(男性59人、女性446人)で、前年度から34人増えた。
 15日は老人福祉法で定める「老人の日」でもある。21日までの1週間を「老人週間」とし、県内各地で長寿を祝う催しや高齢者福祉に関するキャンペーンなどが開かれる。(社会部・下里潤)
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