ぼーのファームの宮良央・南夫妻は「牛飼いのビーフジャーキー」を販売。
ほんまち店の岸菜恭子店長は「2商品とも良い商品。ただ、なじみが少なく説明が必要な商品なので継続販売しファンを広げることが重要」と話します。
2社は10月に県外流通バイヤー15社が参加する「守礼門商談会」にも初参加します。きしな屋ではBtoC(消費者向け販売)の消費者ニーズを把握し、商談会ではBtoB(企業間取引)の商品を仕入れてくれるバイヤーの視点を学びます。相手が変われば「商品設計・価格設定」も異なります。自身が思い描いていた商売のイメージにズレを感じることで軌道修正する貴重な体験となり、商品力や事業者自身のスキルアップにつながります。事業を通じて、自ら現場に立ち、販路開拓しようとチャレンジする2社の自立・自走をサポートしていきます。
(写図説明)テストマーケティングとして店頭に立つ(右から)ぼーのファームの宮良央さんと妻の南さん、芳沢農園の芳沢雅さん=大阪のきしな屋ほんまち店