沖縄県内最高齢だった喜友名靜子(きゆな・しずこ)さんが14日午前0時41分、老衰のため北谷町内の介護施設で死去した。113歳。

 旧北谷村下勢頭出身。自宅は北谷町浜川。告別式は18日午後2時から2時45分、北谷町大村455、樹昌院本堂で。喪主は孫朝秀(ともひで)さん。
 喜友名さんは1912(明治45)年6月生まれで、県内に住む最後の明治生まれだった。沖縄戦当時は32歳で夫や子ども、義父母を連れ、本部半島の山中を逃げて生き延びた。40代半ばから70歳すぎまで雑貨屋「喜友名商店」を営んだ。家族によると、子や孫、ひ孫、やしゃごが50人いるという。
 沖縄県によると、県内最高齢は110歳で那覇市の豊里ウトさんとなった。
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