天然記念物「クー太」はアイドル　自慢の脚力、来訪者にポーズ　9月17日はクイナの日、沖縄の展示施設「環境保護に目を」
首をかしげ来場者に愛嬌を振りまくクー太＝１３日、国頭村・ヤンバルクイナ生態展示学習施設「クイナの森」 画像（1枚）
　９月１７日は語呂合わせで「クイナの日」。沖縄県国頭村安田のヤンバルクイナ生態展示学習施設「クイナの森」では、本物のヤンバルクイナ「クー太」に会うことができる。

　現在８歳のクー太。元気に走り回り自慢の脚力をアピールしたかと思えば、来訪者の目の前で立ち止まりポーズを取るなどサービス精神旺盛な性格で、アイドル的存在だ。
　同施設ではヤンバルクイナの生態の他、多くの希少種が存在するやんばるの森についても学べる。解説員の宮里ふみよさんは「ポイ捨てやロードキルが発生している現状がある。クー太との出会いを入り口に、生き物たちの生活環境保護にも目を向けるきっかけにしてほしい」と願った。
　営業時間は午前９時～午後５時（最終受け付けは午後４時半）。水曜日休館。入場料は高校生以上７００円、小中学生３００円。（北部報道部・大庭紗英）
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