【名護】任期満了に伴い来年1月25日に投開票される沖縄県の名護市長選に向け、渡具知武豊市長(64)が17日、3期目への立候補を表明した。市議会一般質問で、仲尾ちあき氏に答弁した。

 渡具知氏は子どもの保育料、給食費、医療費の無償化や、ごみ処理施設の完成による分別の簡略化などの実績を強調。「まだまだ取り組むべき課題はある。もっともっと輝く名護市の実現に向け全身全霊で3期目に挑みたい」と述べた。
 8日に市議会自民系会派の礎之会が渡具知氏へ出馬を要請していた。
 市長選には市議の翁長久美子氏(69)と塾経営の伊波勝也氏(66)が立候補の意向を示している。
 渡具知 武豊氏(とぐち・たけとよ)1961年8月生まれ。同市許田出身。第一経済大卒。98年に名護市議に初当選、5期。2018年の市長選で初当選し現在2期目。
(北部報道部・松田駿太)
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