【東京】林芳正官房長官は１９日午後の記者会見で「自衛隊の活動に対する妨害行為等が続いて発生したことは大変遺憾であると認識している」と述べた。中谷元防衛相が同日午前の閣議後会見で「沖縄県内で自衛隊に対する過度な抗議や妨害行為が続いている」と指摘したことについて、「政府見解か」と問われ、答えた。

　林氏は「わが国が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中、国民の命と平和な暮らしを守るために日夜懸命に取り組んでいる防衛省、自衛隊への活動について、国民の理解と協力をいただきたい」と求めた。その上で「防衛省、自衛隊のさまざまな活動については、国民の中にもさまざまな意見があると承知しており、今後もこれまで同様、一つ一つ丁寧な説明を積み重ねることが重要だ」と強調した。
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