政府は、随意契約で放出した備蓄米の販売期限について、消費者に行き届いてない分もあることから8月末から延長した。
店頭には8月から新米も並んでいる。名護市では6月下旬から刈り取りが始まり、7月時点で前年同期比7トン増の60トンを収穫している。
卸業者によると、昨年よりも5キロ当たり千円ほど高値で販売されているという。備蓄米の販売が終わることから、「今後、市場のコメ価格は上がるだろう」と推測した。
また別の卸業者も「今年の新米が豊作であれば下がる可能生はあるが、どこまで下がるかは不透明。不作であれば高くなるだろう」と話した。
8月のコメ価格が最も高かったのはいずれも岡山市でコシヒカリは5360円、コシヒカリ以外は5270円だった。東京23区はそれぞれ4949円、4778円だった。(政経部・山田優介)
