主催者で大阪府出身の三澤銀治郎さん(29)は高校3年の頃、独学でダンスを始め、大学で本格的に取り組んだ。チームを組み仲間と踊る楽しさを実感したという。
2020年に沖縄へ移住。当時はコロナ禍で、若者が挑戦できる舞台がほとんどなかった。「ダンスに支えられてきたからこそ、若者が思い切り挑戦できる場をつくりたい」との思いで友人の金城徹哉さん(30)とダンスバトルイベント「金銀JAM」を立ち上げた。現在は理学療法士として働く傍ら、若者のためにイベントを企画している。
2人の名前から1文字取った「金銀JAM」は今回で11回目。金城さんが所用で関われないため「銀JAM」として開催する。
三澤さんは「ダンスは生もの。その瞬間にしかない輝きを放つダンサーの姿を見てもらい、来て良かったと思えるステージを届けたい」と話した。
開演時間は正午。
(中部報道部・垣花きらら)