任期満了に伴う沖縄県渡名喜村長選が23日に告示され、前村長の桃原優氏(66)と現職で2期目を目指す比嘉朗氏(69)が立候補を届け出た。争点は農漁業振興策や人口減少対策などで、投開票日は28日。

 桃原氏は「就農者を呼び込み、農産物の6次産業化に取り組む。伝統的な建造物を生かして観光客も呼び込む」と訴えている。
 比嘉氏は「定住者向けに住宅を整備する。農地改良や海藻の陸上養殖事業に取り組み農漁業を振興させたい」と訴えている。
 22日時点での選挙人名簿登録者数は257人(男性152人、女性105人)。
 比嘉朗氏(ひが・あきら)1956年6月1日生まれ。渡名喜村出身。沖縄国際大卒業。建設会社役員などを務め、2021年10月の村長選で初当選。現在1期目。
 桃原優氏(とうばる・すぐる)1959年5月1日生まれ。同村出身。
日本文理大卒。会社員、県体育協会事業課長を経て、2017年10月の村長選に初当選し、1期4年務めた。(南部報道部・国吉聡志)
沖縄・渡名喜村長選が告示 前職と現職が立候補届け出 9月28...の画像はこちら >>
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