すいまーいラン2025をアピールする、同実行委員会委員の玉城愛さん(左)と、副実行委員長の粟國英雅さん=9月18日、那覇市首里当蔵町

 早朝に5人1組の駅伝方式で首里城周辺11kmのコースを走る「すいまーいラン2025~走って 食べて 首里の朝を元気に!~」が11月16日に開催されるのを前に、同実行委員会が参加チームを募集している。締め切りは10月1日で、50組に達し次第終了となる。
副実行委員長の粟國英雅さんは「首里城の復興が進んでいることをランナーの足音で祝いたいです」と話す。エントリー料は1チーム2万円。参加申し込みや詳しい情報は、すいまーいラン公式サイト(https://suima-i.run)まで。

すいまーいラン2025をアピールする同実行委員会委員の玉城愛さん=9月18日、那覇市首里当蔵町

 守礼門を発着点にして、首里城公園を取り囲むように1周2km(1区間目のみ3km)を走る。昨年にもプレ開催しており、本開催としては今回が第一回。イベント中は交通規制をかけて安全に留意するかたちで本格運用する。
 首里城の正殿復元まで約1年であることから「カウントダウン記念」と銘打ち、閉会式は首里城公園内の首里杜館(すいむいかん)の中庭で行う。首里周辺の店舗が多数集結するイベント「首里の朝市」ともコラボし、走るだけでなく、食や買い物でも首里を満喫できるほか、アフターパーティーも用意している。
 事の発端は「首里(すい)曜日の会」だった。首里をうちなーぐちで「すい」と読むことから、偶数月の第3水曜日に首里出身者やゆかりのある人が集う懇親会だ。
 粟國さんは「昨年6月に酒席の勢いで開催が決まりました」と笑う。その場にいたメンバーに、NAHAマラソンの完走者が何人かいたのだが、「NAHAマラソンって名前なのに、首里はコースに入っていない」という話題になり、首里でマラソンイベントをしようと盛り上がった。
「そしたら(実行委員長の)古謝玄太さんが翌日、本当に企画書を作ってきたんですよ」と、一気に具現化した。

すいまーいラン2025開催への思いを語る副実行委員長の粟國英雅さん=9月18日、那覇市首里当蔵町

 粟國さんは「首里城の復興が進んでいることをランナーの足音で祝いたいです。『沖縄のシンボル』の周りを走ることで、『沖縄が好きだ』という思いを表現できる場を作れたことが嬉しいです」と話す。
 実行委員の玉城愛さんは「沖縄のどこに住んでいても、首里城には何かしらの思い入れがある人も多いと思うので、みんなで盛り上げられるイベントにしたいです」と呼びかけている。
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沖縄・首里城の復興をランナーの足音で祝いたい! 5人1組の早朝駅伝「すいまーいラン2025」参加者募集
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