沖縄県本部町の海洋博公園熱帯ドリームセンターで「アフリカバオバブ」の花が開花した。通常は木の高い所に花をつけるが25日、地上から1・5メートルほどの位置で咲いた。
開花期間は約1日半で、26日の夕方ごろまで国内では珍しい花を間近で観察できる。
 今回開花した木は高さ10メートル。実生から育てたものでは国内最大級だという。
 日没後に花を咲かせる特徴があり、同日は午後7時ごろから開花が始まった。30分後には満開となり、白い花びらとふわふわしたおしべ、1本のめしべが現れた。他に三つのつぼみも確認されている。
 11月上旬まで断続的に開花が見込まれる。同センターの佐藤裕之さんは「国内ではめったに見ることができない貴重な花。ぜひ多くの人に見ていただきたい」と呼びかけた。(北部報道部・大庭紗英)
「めったに見れない貴重な花」夜に咲く 国内最大級、高さ10m...の画像はこちら >>
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