【石垣】石垣市の県営バンナ公園の渡り鳥観察所で、9月中旬から、ハトほどの大きさの小型のタカ、アカハラダカの飛来が確認された。
 アカハラダカは主に朝鮮半島から飛来し、長崎県の対馬を経由して奄美諸島や沖縄本島に向かう。
さらに南に位置する石垣島や宮古島にも飛来する。
 毎年、9月中旬ごろになると多くの愛鳥家が集まる。飛来したアカハラダカが上昇気流に乗ろうと上空で円を描く様子は「タカ柱」と呼ばれ、9月28日には今季最多の約1200羽が確認された。
 長年、アカハラダカの飛来数を調査している70代の男性は「過去17年間で2番目に多い数。昨年10月には1495羽が飛来していた」と振り返った。(奥沢秀一通信員)
1200羽の「タカ柱」 沖縄・石垣市にアカハラダカの飛来確認...の画像はこちら >>
1200羽の「タカ柱」 沖縄・石垣市にアカハラダカの飛来確認 愛鳥家「過去17年間で2番目に多い」
石垣島に飛来したアカハラダカ=9月17日、石垣市・県営バンナ公園
編集部おすすめ