沖縄県南城市の古謝景春市長が市議会を解散したことを受けて、南城市選挙管理員会は6日、市議会選挙の投開票日を11月9日に決定したと発表した。11月2日に告示される。

 立候補予定者説明会は10月14日午前10時から南城市役所1階で開かれる。
   市職員へのセクハラ問題を巡り、南城市議会から不信任決議を受けていた古謝市長は6日午前、議会を解散。これを受けて、南城市選管が市議選の投開票日を決定した。
 市によると、市議選の予算は少なくとも2千万円かかる。選挙を経て新たな顔ぶれとなった市議会で不信任決議案が提案された場合、議員の3分の2以上が出席して過半数が賛成すれば可決となり、市長は自動的に失職する。逆に否決されるか、7人以上が欠席した場合は市長続投となる。

 市長による解散を受けて前職となった市議会の野党中立の市議5人は6日、記者団に対し、市議選後に再び、市長の不信任決議案を提出し、可決を目指すことを宣言した。
沖縄・南城市議選は11月9日投開票で決定 セクハラ問題を巡り...の画像はこちら >>
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