気象庁の8日午前9時の観測によると、フィリピンの東に熱帯低気圧があり、24時間以内に台風に発達する恐れがある。10日から11日にかけて大東島地方に接近する可能性がある。
進路は定まっておらず、今後の情報に注意が必要。
 熱帯低気圧は8日正午、フィリピンの東にあり、1時間に約35キロの速さで西北西へ進んでいる。中心の気圧は1006ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。予報によると、台風22号の後を追いかけるように進路を東よりに変える見通し。
 沖縄気象台によると、大東島地方は10日から風が強まり、沿岸の海域ではうねりを伴い次第にしける見込み。台風接近と大潮の時期が重なるため、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなる可能性があり、海岸付近の低い土地では高潮による浸水・冠水に注意を呼びかけている。

新たな台風発生へ 10~11日に沖縄地方に接近か フィリピン...の画像はこちら >>
編集部おすすめ