台風23号、大東島10日（金）昼過ぎ・沖縄本島は11日（土）に最接近へ　その後は急カーブか（9日午後3時）
9日午後3時の台風22号と23号の進路予想図（気象庁HPから） 画像（1枚）
　気象庁によると、台風23号は9日午後3時、日本の南にあり、時速25キロの速さで北西に進んでいる。大東島地方は10日昼過ぎに、沖縄本島地方には11日に最接近する見込み。

　台風23号は11日にかけて沖縄地方・奄美地方に近づいた後、台風22号の後を追うように急カーブして進路を東寄りに変え、12日には暴風域を伴いながら本州の南海上を進む見通し。
　9日午後3時の時点で台風23号の中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。中心から半径220キロ以内で風速15メートル以上の強い風が吹いている。
　大東島地方は10日未明から強い風が吹き、10日昼前には非常に強い風となる見込み。10日に予想される最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。沿岸の海域ではうねりを伴い波が高く、10日未明から11日にかけてしける見込み。
　沖縄本島地方は10日夜遅くから北西の風が強まる見通し。
　沖縄気象台は、10日から11日にかけて、大東島地方と沖縄本島地方でうねりを伴う高波、高潮、落雷や突風、急な強い雨に注意を呼びかけている。台風の接近と大潮の時期が重なり、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなる見込みで、海岸付近の低い土地は浸水や冠水にも注意が必要だ。
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