糸数病院元院長で、那覇市医師会会長などを務めた糸数健(いとかず・つよし)さんが12日午後5時15分、老衰のため那覇市泊の自宅で死去した。93歳。
名護市出身。告別式は糸数病院との合同葬で19日午後1時から1時45分、那覇市曙1の20の39の那覇葬祭会館本館(2階・天空の間)で。喪主は妻瑠美子(るみこ)さん。葬儀委員長は同病院理事長の長男功(いさお)さん。
 那覇市医師会長や日本産婦人科医会県支部長などを歴任。沖縄の産婦人科医療や在宅医療などの発展に貢献し、子宮がんや乳がんの撲滅事業に尽力した。2007年4月に旭日双光章、09年11月に県功労賞、11年11月には日本医師会最高優功賞をそれぞれ受賞した。
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