グローバルボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」のデビュー5周年を記念するグループ初の単独野外ライブ「JO1 5th Anniversary~祭り~」が18、19日の2日間、東京都江東区の海の森水上競技場特設会場であり、約3万人が来場した。
 2020年3月のデビューから5年の節目となる今年は「JO1 5th Anniversary Project」と題し、初の海外ツアーやベストアルバムのリリース、東京ドーム公演などさまざまな挑戦を行ってきた「JO1」。
本イベントはその集大成として、「JAM(ファンの総称)への感謝と楽しんでもらう時間を」と、模擬店やグッズ販売スペースとの併設で開催され、県出身でリーダーの與那城奨ら9人が出演した。
 「客席のどの位置からも近くに感じられるように」というメンバーの発案を反映した全長140メートルのワイドステージを舞台に、デビュー曲「無限大(INFINITY)」のロックアレンジバージョンで幕開けしたライブステージは、創業100年を超える岐阜県の老舗花火メーカー高木煙火の協力のもと、0・1秒単位で楽曲パフォーマンスと約2万発の花火を同期させた画期的な演出も加わり、幻想的なムードに彩られた。
 22日リリースの新曲「Handz In My Pocket」に続き「Shine A Light」ではメンバーそれぞれが客席に下りてJAMと交流した。
 24日公開のメンバー豆原一成主演の映画「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」主題歌のバラード「ひらく」では、與那城がソプラノのパートを見事に歌い上げ、会場を魅了した。
 19日はあいにくの雨天に見舞われたが、アンコールを含め15曲90分のライブはメンバーとJAMが一体となり最後まで熱気に包まれた。フィナーレを迎えるに当たり、與那城は「雨のおかげで花火がよりきれいに見えて僕らも一緒に楽しめた。この2日間を忘れずに、これからも一生懸命頑張っていきます」とJAMに一層の飛躍を誓った。(小笠原大介東京通信員)
JO1、5周年ライブに3万人集結 初の単独野外、花火2万発が...の画像はこちら >>
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