「空手の日」(25日)にちなんだ記念演武祭(主催・沖縄県、県議会、沖縄伝統空手道振興会)が26日、那覇市の国際通りで開かれた。コロナ禍以降では最多の3133人(主催者発表)の空手家が一斉に演武した。

 開会式で玉城デニー知事は「日々の鍛錬の成果を披露し、平和の心を世界へ発信しよう」とあいさつした。
 「空手の日」制定から20年。海外からの参加者も多く、県空手道連合会の仲里稔会長は「3千人以上が集まり感激した。沖縄空手は世界に広がっている」と話した。
 戦後80年でもあることから、参加者は最後に世界平和を祈念し正拳50本突きを披露。小学4年から参加している小林舘協会知念空手道場の砂川夏澄さん(19)=南城市=は「一斉演武は一体感がいい。空手で鍛えられた。これからもずっと続けたい」と話した。
(社会部・塩入雄一郎)
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