「世界のウチナーンチュの日」の30日、沖縄県は那覇市のパレットくもじ前広場でイベントを開いた。海外在住で沖縄にルーツのある県費留学生らが歌や三線、琉球舞踊を披露。
県民ら総勢約100人は手拍子をし、一緒に踊りながら交流を楽しんだ。
 世界のウチナーネットワークの継承と発展を目指す日で、今年で9年目。母語のスペイン語で「てぃんさぐぬ花」を歌った県系3世の吉田賢治さん(28)は「アルゼンチンの県人会で三線を習っている。沖縄で披露できてうれしい」と笑顔を見せた。
 玉城デニー知事(代読)は「世界のウチナーンチュに思いをはせ、沖縄らしさやアイデンティティーを思い起こす日として関心を持ってほしい」とあいさつした。
(社会部・西口優子、滝口信之)
「沖縄で三線を披露できてうれしい」 アルゼンチンの県系3世、...の画像はこちら >>
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