沖縄県本部町の沖縄美ら海水族館のミナミバンドウイルカ「オキちゃん」と「ムク」の飼育50年を記念した特別企画「ほぼオキちゃんショー」が25日、同館のオキちゃん劇場で開かれた。公募で選ばれた、2頭と同年代の40~50代がトレーナーを務め、現役トレーナーと“ほぼ同じ”完成度の高いパフォーマンスを見せた。
(北部報道部・比嘉海人)
 企画は、イルカショーをより身近に感じてもらおうと実施。選ばれた長島淳さん(48)、知念真智子さん(50)、早乙女弥麗(みれい)さん(49)の3人が、9~10月の計4日間、餌作りやサインの出し方の練習に励んだ。
 健康管理のため休養中のオキちゃんに代わりバンドウイルカの「マール」ら4頭が登場。冒頭、「唐船ドーイ」が流れると、イルカたちは水面から顔を出し、カチャーシーを踊るように「キューキュー」と鳴き声を上げながら回転。観客席から「おー」と歓声が上がった。オキちゃんショーの出演は雌のみで、ショーに出ない雄のムクは隣のプールで様子を見守った。
 長島さんはオキゴンドウの「ゴンちゃん」を担当。餌をねだるゴンちゃんにバケツいっぱいの餌を放り込む演出を成功させて「鏡の前で練習したかいがあった。お客さんの笑い声を聞いてできたと実感した」と達成感をにじませた。
 知念さんは「イルカたちにとても癒やされた。オキちゃんが飼育50年でまだまだ元気なように、私も元気でいたい」と笑った。
 2年前に千葉県から本部町に移住した早乙女さんは同劇場に足しげく通っている。
「元気をくれた感謝と敬意を伝えたくて応募した。一生の思い出です」と満足そうに話した。
 別の3人は11月29日(土)午後3時からのショー第2弾に出演予定で、同1日から練習を始める。
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沖縄美ら海水族館でイルカトレーナーに挑戦! 人気のご長寿「オキちゃん」と同年代の3人 「一生の思い出です」
イルカたちに指示する3人
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