社民党副党首の新垣邦男衆院議員(沖縄2区)が2日、沖縄県宜野湾市内で会見を開き、同党から離党すると発表した。新垣氏は「社民党支持者の方には、本当に申し訳ないなと思っている」と述べた。
党勢拡大に向けた取り組みの方向性が党執行部で一致しなかったことを離党理由に挙げた。
 新垣氏は、毎回の国政選挙で政党要件維持の行方がクローズアップされる党の現状を変えるため、参院比例代表選出の福島瑞穂党首に対し衆院へ鞍替えし、国会での議席増につなげるべきとの意見を党内で訴えたが、福島党首らは応じなかったという。
 新垣氏は10月末に離党届を党に郵送。しばらくの間、他党には所属せず国会では現在所属する「立憲民主党・無所属」会派のまま活動する。
 また「オール沖縄」勢力の一員として県内の各選挙でも同勢力に協力していく考えを強調した。
「党勢拡大の方向性が一致せず」 社民党副党首の新垣邦男氏、会...の画像はこちら >>
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