沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場にF35ステルス戦闘機などの飛来が相次ぎ激しい騒音が発生した問題で、6日に市へ129件の苦情が寄せられたことが分かった。7日は午後3時半時点で63件。
外来機の離着陸が始まった4日から4日間の苦情は計約300件で、昨年度を通した341件に迫る異常状態となった。
 普天間には4日からF35の飛来が確認されており、嘉手納基地で2~7日に実施された即応訓練の影響とみられる。4日の苦情件数は22件、5日は85件だった。
 聴覚機能に異常をきたすレベルの100デシベルを超える騒音が4~6日の3日間で計73回を記録。飛行が目撃されている午後10時以降も100デシベル超え騒音が5日5回、6日は2回、いずれも上大謝名局で観測された。7日も正午までに100デシベル超え騒音が確認された。
 佐喜真淳市長は7日、沖縄防衛局と外務省沖縄事務所を訪ね、抗議した。
(中部報道部・勝浦大輔)
11月6日の苦情は129件 普天間飛行場で米戦闘機の激しい騒...の画像はこちら >>
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