「ずっと歩ける幸せをあなたに」をテーマに骨と関節の健康を考える市民セミナー(主催・沖縄県整形外科医会など)が8日、那覇市のタイムスホールで開かれた。県内の整形外科医らが骨粗しょう症の予防法などについて講演。
参加者は骨の健康を守る重要性について理解を深めた。会場は立ち見が出るほど盛況だった。
 関節などの運動機能が低下し移動が困難になる「ロコモティブシンドローム」(ロコモ)になると要介護のリスクが高まる。同会の永山盛隆会長は、ロコモで足腰が弱くなった結果、骨折を機に寝たきりになる場合が多いとし「予防には生活習慣の改善が大切だ」と呼びかけた。
 沖縄赤十字病院の大湾一郎整形外科部長は、自宅トイレの行き帰りで転倒し骨折する高齢者が多いと指摘。「若いうちから歩く習慣を身につけてほしい。ゆっくり歩きと速歩を繰り返す『インターバル速歩』がお勧めだ」と話した。
 琉球大学医学部の西田康太郎教授は骨粗しょう症に伴う骨折について説明。骨が1本折れると次々に骨折する「ドミノ骨折」になる可能性があるとし、カチャーシーなどの運動も有効だとした。
 管理栄養士の伊是名カエさんの講話や琉大整形外科医局員による寸劇などもあった。(社会部・下里潤)
介護リスク高まる「ロコモ」 整形外科医が指南する効果的な予防...の画像はこちら >>
編集部おすすめ