第11管区海上保安本部は9日、沖縄県の宮古島沖合で実施した機関砲の射撃試験中、付近の船舶に向け出していた航行警報を誤って解除していたと発表した。約40分間、警報がない状況で実弾射撃試験を実施していた。
これまでのところ、船舶への被害は確認されていない。
 11管によると、8日、宮古島西北西約40キロの海上で、宮古島海上保安部所属の2隻の巡視船が搭載している20ミリ機関砲の動作や命中精度の性能の確認を実施していた。
 試験は午前9時半から正午まで実施。11管は航行の安全を確保するための「地域航行警報」を出したが、誤って午前11時20分に解除した。職員が機関砲の動作確認終了を試験全体の終わりと誤認した。警報解除後も終了時間の正午ごろまで射撃を実施していたという。
 一方、より沖合の沿岸から300海里(約555キロ)以内を航行する大型船舶などが受信する別の警報は継続していた。
 11管の坂本誠志郎本部長は「誤解除を重く受け止め、安全の確保を第一に再発防止に努める」とのコメントを発表した。(社会部・吉田光)
海保、実弾射撃中に誤って航行警報を解除 沖縄・宮古島沖で40...の画像はこちら >>
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