港湾事業者社長から300万円脅し取った疑い　全港湾沖縄地方本部の委員長を逮捕
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　全港湾沖縄地方本部に加盟する港湾事業者の社長から現金３００万円を脅し取ったとして、沖縄県警は１０日、同本部執行委員長の男（５６）を恐喝の疑いで逮捕した。認否を明らかにしていない。

　県警捜査１課によると、容疑者は昨年１２月１９日、那覇市港町の同本部事務所で、同市内の港湾事業者の６０代男性社長に対して、港湾内の労働トラブルを巡り、「解決金で解決するのがこれまでの流れになっている」などと言い、要求に応じなかった場合は業務を停止させると脅迫し、今年２月６日、３００万円を銀行口座に振り込ませ、脅し取った疑いがある。
　県警はトラブルについて「港湾ルールに関するもの」としているが、具体的な内容に関しては明らかにしていない。今年１月に「脅迫を受けている」と事業者側から県警に相談があったという。
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