台風26号は午後3時現在、南シナ海をゆっくりとした速さで北に進んでいる。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。
中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。台風は台湾付近で勢力を弱めた後、13日には先島諸島へ接近し、14日午後3時には沖縄の南で温帯低気圧に変わる見込み。

台風26号の11日午後3時の予想進路図(気象庁ウェブサイトから)

 沖縄気象台は11日に説明会を開き、台風への警戒と対策を呼びかけた。同気象台予報課の久保直紀防災気象官によると、大陸の高気圧と台風との間で気圧の傾きが大きくなる影響で13日は八重山地方で暴風となる恐れがある。また、台風接近と日本の南から台湾付近にある前線の影響で、沖縄本島地方と先島諸島では、雨雲の発達の程度によっては14日にかけて警報級の大雨となる恐れがある。前線と台風の影響で雨が長引くと、週の後半には土砂災害の危険性が高まる可能性もあるという。久保予報官は「最新の気象情報を確認し、窓の補強や飛ばされやすいものの固定、側溝の掃除をして水はけを良くしておくなど、最新の気象情報に留意して適切な対策を取ってほしい」と呼びかけた。

11日午後4時現在の気象衛星ひまわり画像(気象庁ウェブサイトから)

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台風26号 13日に八重山で暴風恐れ 14日にかけ警報級の大雨、土砂災害の危険性も(11日午後3時現在)
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