沖縄県南城市の古謝景春市長が辞職する意向を示していることが明らかになった17日午前、市長のセクハラ問題を追及してきた市民たちは、古謝氏が辞職に追い込まれた状況を歓迎する一方、不信任決議案の可決が目前に迫った現段階での届け出に「市議選にかかった2千万円があれば、どれだけの人が助かったか」「辞めるのは遅すぎる」などと怒りの声も聞かれた。
 17日午前9時半頃、市役所前で古謝市長に抗議するスタンディングをしていた「ハートのまち南城 人権ファーストの会」のメンバーら約20人は、報道陣から古謝市長が辞職の意向を示していると伝えられると、拍手や喜びの声が上がった。

 メンバーの東江洋学さん(41)は「とことん市民を振り回すね。自ら辞職し、勇退にしたいと思っているのか。被害女性への謝罪はしっかりしてほしい」と怒りをあらわにした。
 70代の女性は「最後まで市民、そして議会をバカにしている」と語気を強める。今もネット上では被害を訴えた女性職員らの個人情報を市長支援者が拡散している現状を危惧。「市長選になったら、またデマがばらまかれる。しっかり監視していかないといけない」と気を引き締めた。
 市役所に書類申請で訪れた男性(47)は、市長がセクハラ問題発覚から2年近くたって辞職の意向を示したことに「辞めるのが遅過ぎた。次は新しい人に市長になってほしい」とつぶやいた。(社会部・西口優子、滝口信之)
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