沖縄県の南城市議会は17日午後1時、議会運営委員会を終えた。古謝景春市長から出された辞職届は議会としては取り扱わない方針を決めたといい、予定通りに不信任案を提案する。

 同委員会の委員によると、「辞職届は議会として『受理』はしているものの、採用しなければならない法的根拠はない」と分かったという。
 不信任案が可決されれば、9月定例会に続いて2度目となる。古謝氏は17日付で失職する。失職に伴う市長選の投開票日は、同日中にも決まる見通し。
 市議会は午前の本会議で、議長に保守系で4期目の安谷屋正氏、副議長に保守系で4期目の新里嘉市議をそれぞれ選出した。
 午後の本会議では、當眞隆夫副市長をはじめとする執行部が出席し、古謝市長が市議会を解散したことによる市議選の経費約2488万7千円の専決処分を審議する。その後、不信任案を採決する見通し。
古謝市長の辞職届は取り扱わず 沖縄・南城市議会、予定通りに不...の画像はこちら >>
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