「とっても甘い」保育園児ら笑顔　糖度12度の沖縄産ブランドみかん「あまSUN」が旬入り宣言　出荷予定量は前年の3倍超 (2025年12月11日)

　中部地区果樹生産出荷協議会（池原淳次会長）は１１日、沖縄県産のブランドみかん「あまＳＵＮ」の旬入りを宣言した。沖縄市で開かれたＰＲイベントで、招待された保育園児や関係者が試食し、「あまーい」と声をそろえて旬の味を堪能した。

「あまＳＵＮ」を試食する子どもたち＝１１日、沖縄市登川のＪＡおきなわ中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場

　あまＳＵＮは濃厚な甘さが特徴で、糖度は１２度程度、酸度は０・８％程度。ＪＡおきなわ中部地区営農振興センターによると、今期は秋口の高温による着色の遅れもあったが、生産者の努力で順調に収穫期を迎えた。今年の出荷予定量は３０トン（うるま市２７トン、沖縄市３トン）と、前年の３・３倍を見込んでいる。担当者は「今年は豊作。出荷最盛期は今月中旬で、年末贈答用として県内の各ファーマーズマーケットの店頭に並ぶ」と説明した。
　沖縄市登川のＪＡおきなわ中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場で開かれたイベントでは、うるま市石川三育保育園の園児約４０人がクリスマスの歌を披露。初めてあまＳＵＮを食べたという小谷昊禅（こうぜん）ちゃん（６）と平井志友（しゆう）ちゃん（６）は「とっても甘い」「おいしい」と笑顔で話した。（中部報道部・吉川毅）

濃厚な甘さが特徴的な「あまＳＵＮ」
県産のブランドみかん「あまＳＵＮ」の旬入りを宣言する関係者と石川三育保育園の園児たち＝１１日、沖縄市登川のＪＡおきなわ中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場

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「あまＳＵＮ」を試食する子どもたち＝１１日、沖縄市登川のＪＡおきなわ中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場">